メディカル・プロテオスコープはプロテオミクスのエキスパートです。プロテオミクスの技術開発と医学・生物学への応用を軸に事業を展開しています。また、整備した分析手法を研究機関向けの受託分析にも活かし、我が国のオミクス研究のレベルアップに貢献しています。

当社のプロテオーム解析技術

当社のプロテオーム解析技術

プロテオーム解析の総合プラットフォーム

 当社は、プロテオミクスの臨床応用を目的として設立されて以来、がん治療の予後予測マーカーの同定をはじめとして多くの成果を挙げてきました。また、国内外の製薬企業との共同研究を通じて、創薬研究の効率化や臨床開発の迅速化など、医薬品開発にともなうさまざまな課題を克服するためのプロテオミクス総合プラットフォームを提供しています(下図)。

15年12月26日_プラットフォーム

非標識(Label-free)LC-MS/MS

 プロテオーム解析の第一歩は、対象の生物系に含まれているタンパク質群の発現量や翻訳後修飾の変動を計測することです。この網羅的な分析を効率よく進めるため、当社では液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム質量分析(MS/MS)を連結した測定系(LC-MS/MS)を採用しています。各試料から得られたLC-MS/MSの出力データはソフトウェア上で比較します(下図)。この方法では、ペプチド断片のイオン検出強度をもとにして各タンパク質の量的な相違や翻訳後修飾の変動を捉えることができます。

 非標識LC-MS/MSは、iTRAQやSILACなどの安定同位体標識法とくらべて以下のような特長があります。
・ 試料調製の手順が単純である。
・ 安価で実施することができる。
・ 比較に供する試料の数に上限がないので、研究の目的と規模に合わせて最適の分析計画を立てることができる。

LC-MSMSとイオン源

比類のない信頼性と技術開発

 プロテオーム解析で得られたデータを医学・生物学研究に役立てるためには、データそのものの信頼性が確保されていなければなりません。当社ではLC-MS/MSデータの出力に関して独自の基準を設け、測定データの厳密な品質管理をおこなっています(プロテオームデータの信頼性保証)。

 LC-MS/MSデータの比較のために独自のアルゴリズムを開発しています(ソフトウェア開発)。また、アカデミアとの提携により、とくに翻訳後修飾分析の技術開発を継続的に進めています(横浜市立大学との技術提携)。共同開発した技術は当社のプロテオーム研究支援サービスにも活かされています。

 以上に述べた特長を最大限に活かして、基礎研究から臨床開発まで幅広い分野の研究を成功に導いています(研究成果の紹介発表論文)。

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