薬品投与の適否判定-血中の副作用指標を調査(2006.5.10:日本経済新聞)
バイオベンチャーのメディカル・プロテオスコープ(MPS、東京、松山哲人社長、03-5321-7191)は、医薬品の患者への投与の適否を判定する事業を始める。製薬会社と組み、薬品ごとに副作用や効き目などの指標となるたんぱく質を探索。そのたんぱく質が患者の血液中に含まれるかを測定し、医療機関などが薬品の投与の可否を判定する際の目安にできるようにする。
既に国内外の大手製薬会社数社の抗がん剤などについて、指標となるタンパク質を探索しているという。MPSはその作業を終えた薬品から判定事業を始める。病院などから患者の血液を預かり、5日以内に指標となるたんぱく質の有無を調べる。当面、検査は健康保険の対象外のため、料金は1人当たり10万円前後かかるという。
将来はたんぱく質測定用の試薬を製品として発売し、医療機関が独自に投薬の適否を判断できるようにする計画。
製薬会社から1社当たり契約一時金として5千万〜1億円受け取る。特許を共有化し、成功報酬も入るようにする。(中略)
今回の新事業を、患者の体質に合わせた治療を行うテーラーメード医療に役立てる考えだ。
(記事抜粋)